つまみ堂

つまみを「作る」から、つまみを「活かす」へつまみ堂×クリエイター、デザイナー、企業のコラボレーションを紹介していきます。

TSUMAMI-DO collaboration

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  • 01 ARTE DIVA
  • 02 一心堂 嶋野

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ARTE DIVA × つまみ堂

つまみ堂とデザイナーやクリエイター、また企業様との共働で"つまみのある暮らし"をコンセプトにこの春から新たに展開するTSUMAMI-DO collaboration(つまみ堂コラボレーション)。

第一回目は、ARTE DIVA取締役・デザイナーの山崎智江美(ちえみ)さん。

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カスタマイズを楽しむ花一輪のつまみ展開

高橋:

今回新たに「ICHIRIN※」として、つまみ細工で作られた一輪の花ごとの販売を始めます。
これまでは"つまみ細工を作ること"に主軸を置いてきましたが、つまみをより広めて知ってもらうためには作って楽しむ人もいるけれども、作るまではなくても触れてみたい、触ってみたいなという人に向けて、これからは「つまみ」を作るから、つまみを「活かす」への展開もしていきたいと思っています。
もちろん、これからもより、つまみファンの方に満足いただけるように一層つまみ細工材料の販売には力を入れていき、どんどん商品をブラッシュアップしていきます。
※この記事は2014年当時の記事です。TSUMAMIDOは現在ICHIRINと言う名称で販売しています。

山崎:

「つまみ」の話をすると「私、着物着ないから」って言う人がいるんですが、着物を着ない人にも身につけてもらいたいし、男性にも使ってほしい。身に着けるだけでなく、部屋に飾るものにも応用出来ないか・・・。一層「つまみ」の世界を広げるにはどうしたらいいか、ということを考えたときに、今回始めるように「つまみ」をパーツで売ることで、もっと手に取ってくれる人、使ってくれ人が増えるんじゃないかなと思ってます。
どうしても「つまみ」=和物のイメージがありますよね。でも、和ではなくてもいいんです。
ピアスやブローチなど洋服の人も使えるアイテムをこれまでも展開してきました。色にしても、着物の飾りには、あまり使わない、黒やグレー、ベージュなどシックな色にしてみると洋服にもなじむようになります。
また、男性も使えるようにスーツにあしらうピンバッチも作りました。
ですが、このような、「つまみ」を使った新しいアプローチは、まだあまり知られていないですね。
現状では、ARTE DIVAのサイト(http://www.arte-diva.com/)や、ARTE DIVA取引先で一部が、販売されている状況です。今回のつまみ堂の新たな展開に合わせて多くの方に知っていただきたいと思っています。

山崎:

今回の「つまみ」のパーツ制作するため、素材となる布の色出しにもこだわりました。より新しいジャンルの方たちにも使っていただけるように、日本の伝統工芸である「つまみ」を、あえて日本の伝統色ではなくて、フランスの伝統色から色を選びました。メンズアイテムへの使用も考えて渋い色や微妙なニュアンスの色も入れました。全て職人さんの手染めなので、その度に少しずつ色が違ったりもします。 最終的には職人さんの目で判断していますからね。それも手作りならではの良さ、同じものは出来ない、それを楽しんでもらうということも出来ると思います。

高橋:

染色屋さんはどんな色でも出すことができます。ですが、その際その色のコンセプトを伝えることが重要です。例えば、今回は日本から離れてフランスの伝統色を取り入れたい。伝統的なフランス絵画やインテリアなんかを資料で伝えて色のイメージを共有出来れば、殆どの場合、再現出来るんです。
>>つまみ堂の素材へのこだわり

今後のARTE DIVAとつまみ堂の展開

山崎:

ずっとファッションに関わってきたので、「つまみ」にもモード感をプラス出来ればと思っています。伝統技術は職人さんが守っていく物ですが、その技術を使いながらも、今の時代にも合った、時代感というかモード感を出せたらいいなと思っています。
いくら素晴らしい作品でも、実際に使うにはちょっと・・・・というようなことありますよね。
今の人たちにも、新鮮に映り、すっと受け入れてもらえるものがいいかなと思っています。

過去に行なった展示会のコンセプトとして、「和魂洋彩」を掲げたことがあります。
もともと和魂洋才という、日本古来の精神を大切にしつつ西洋の技術を受け入れ、両者を調和させ発展させていくという意味の言葉を引用しています。この言葉の才を彩にしているのですが、和を基本にしながら洋のエッセンスを取り入れたものに出来ればと思っています。
これからも「和魂洋彩」の意識を「つまみ」に展開させたいと思っています。

高橋:

ともかく、山崎さんが今持っているセンス、感性をどんどん出してほしいんです。
そして、その感性を色々な活用できたらいいなと。
「つまみ」をメジャーにする一環として、ライフスタイルの中で「つまみ」を使ってもらうということも意識しています。そうしないとつまみが残らないですよね。
そのために山崎さんのアイディアをどんどん出してほしいと。
何しろ「つまみ」を楽しんでもらいたいです。

- リニューアル後のつまみ堂(店舗)について教えてください -

高橋:

一階はより、つまみ関連商品の販売に力を入れていきます。
講座&ワークショップの実施は2階に移行し、2階には受講されたお客様の作品発表の場のギャラリーボックスをつくる予定です。
つまみにかかわること全て「ここ(つまみ堂)に来たら出来るよ」と言ったお店にしたいですね。
ここに来たら、作ることも選ぶことも楽しめるようにしたいと思います。お客様とつまみの交流を通して「あの店面白いよね」「ほっとするよね」と言ったそんな心地いい賑わいのある場を作っていければいいですね。
ですから山崎さんには、そんなコンセプトにあうような講座なんかもどんどんやってもらいたいと思っています。
そんなわけで山崎さんのこれまでの経験を是非「つまみ」の可能性に活かしてもらい、今後もライフワーク的に関わってもらいたいと思っています。

- "つまみ"や"つまみ堂"に関心をお持ちのお客樣方へ -

山崎:

「つまみ」の可能性と楽しさをより知ってほしいです。そして、いろいろ体験して、枠にとらわれずに、自由に楽しんで下さい。

高橋:

「花一輪のつまみの単品を欲しい」というお客様からのお声をたくさん頂いてきました。ともかくお待たせしました(笑)。
是非、これから一層「つまみ」を楽しみそしてお遊びください。
どうすれば、楽しく遊べるのか、それは山崎さんと一緒に提案していきますので楽しみにしていてください。

- 終 -

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