つまみ堂

つまみを「作る」から、つまみを「活かす」へつまみ堂×クリエイター、デザイナー、企業のコラボレーションを紹介していきます。

TSUMAMI-DO collaboration

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  • 01 ARTE DIVA
  • 02 一心堂 嶋野

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ARTE DIVA × つまみ堂

つまみ堂とデザイナーやクリエイター、また企業様との共働で"つまみのある暮らし"をコンセプトにこの春から新たに展開するTSUMAMI-DO collaboration(つまみ堂コラボレーション)。

第一回目は、ARTE DIVA取締役・デザイナーの山崎智江美(ちえみ)さん。

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つまみとの出会い

※高橋

= つまみ堂店主(上部写真右下)

山崎:

1980年代後半から90年代ぐらいに、ヘアアクセサリーのブームがあったんですよね。

高橋:

1985年ぐらいですかね。90年は最高潮ですよ。ヘアアクセサリーの前はコサージュ、さらに遡って、簪とか櫛とか。洋物のヘアアクセサリーが少なかった。

山崎:

昔、ヘアアクセサリーというとデパートに「化粧雑貨」という売り場があってそこにちょっと商品おいてあったぐらいで、ヘアアクセサリー専門の売り場というのは無かったんです。 それがブームのおかげで、急に浸透したんです。

高橋:

今でこそバレッタなんて珍しくないですけど、当時は画期的でした。 ワンタッチで髪をパッチンとまとめられる。そういったパーツが、ヘアアクセサリーをファッションの一部に変えていったんですね。デザインは当時、山崎さんたちが必死で努力されていましたね。

山崎:

バレッタとかカチューシャとか、シュシュなんかも昔はなかったですからね。
そのブームをきっかけに当時働いていた会社も主軸商品がヘアアクセサリーになりました。
その頃、高橋さんの会社とのお付き合いが始まりました。当時は私がバイヤーで、高橋さんの会社が取引先です。その繋がりで、「つまみ細工」を展示会などで見ることが増えてきました。
それまで私は「つまみ」を知らなかったので、すごく新鮮な印象でした。
もちろん、七五三や舞子さんの簪に使う技術だと聞けば、昔から見たことはあった訳ですが、「つまみ」という技術を意識して見るようなことはなかったですね。
会社では和物のアクセサリーを作ったことが無かったので、「つまみ」を使って、オリジナル商品を展開してみようということになりました。
デパートで自社運営していたコーナーを使って、お正月や浴衣の時期に合わせて催事を企画し、徐々に「つまみ」を使った商品開発をする機会が増えていきました。商品をデザインするにあたっては、従来の定番色の、赤、白、ピンクだけでなく、あえて渋い色味で大人が使えるような展開に挑戦してみたり、ポイントとして、ビーズやラインストーンを取り入れてみるような新しい発想を加えてみたりしました。
私は2003年に会社を退職し、フリーで仕事を始めたんですが、そのころ偶然にも高橋さんと再会するんです。

高橋:

もうあれから10年経つんですね。でも、その前から仕事をしているから、長く感じるんですね(笑)。

山崎:

フリーになってからも、「つまみ」を軸にして色々お手伝いしていて、それでしばらくして高橋さんがつまみの専門店を出すよということになって、それからも継続的に関わらせてもらっています。
私としては「つまみ」を自分のブランドで使いつつも、高橋さんがこのつまみ堂を始められた際のコンセプト「つまみを知ってもらう、広める、メジャーにする」ことでお手伝いできたらなと思っています。
「つまみ」には歴史がありますが、私が興味を持ったきっかけは本当に単純だったと思います。
初めて見た時、すごく新鮮で、綺麗でかわいかった。一般的なアクセサリーは、制作して商品化するには、たくさんの工程が必要で費用がかかるんですが、つまみは実際に扱ってみると、オリジナルデザインをする上で色を出すのも形を作るのも、とても自由度が高いという魅力もあることにも気がつきました。

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